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政府 財政審が定額給付金にマッタ!   

 1月13日、自民・公明両党は総額2兆円の「定額給付金」を柱とする2008年度第2次補正予算と同関連法案を強行採決し、賛成多数で可決、参院に送付しました。
 この補正予算に盛り込まれている2兆円の定額給付金について、財政審から「2兆円の使途をもう一度考え直して欲しい」「(景気刺激に)ほとんど効果はないだろう」「このようなものが次々と出てきたら、国家財政はなりたたない」「経済の活性化になることに振り向ける事を考えてはどうか」等々、辛辣な意見が出ていると報道されています。
 財政審が閣議決定された予算案の内容に反対するのは過去にほとんど例がありません。
 財政審がこの2兆円の定額給付金の撤回を事実上求める意見を表明したことについて、中川財務相は「大変見識の深い方々の議論で重いものがある」としつつも、「給付金を含めた予算を一刻も早く成立させ、施行する考えは変わっていない」と強調するばかりです。
 財務相直属の諮問機関である財政審の意見を無視するようなことは、諮問機関そのものを否定するなにものでもありません。今からでも遅くはありません。定額給付金の撤回を求めるものです。

by syunsukem1m | 2009-01-17 19:28 | 国政だより

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