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鳥羽市へ行政視察(透析患者通院費助成)に行ってきました   

 2月1日、議会閉会中でしたが生活文教常任委員会が開かれ、12月定例会で継続審議になった「透析患者への通院費用の特別支援を求める陳情」について審議が行われました。
 陳情の内容については、透析患者の生活の実態について深く理解できるという委員の思いが出されました。それをうけて、2月12日、生活文教常任委員会の行政視察として、ガソリン代とタクシー代の助成を行っている類似自治体の鳥羽市の状況を視察して参りました。
鳥羽市へ行政視察(透析患者通院費助成)に行ってきました_d0115628_20512937.jpg鳥羽市へ行政視察(透析患者通院費助成)に行ってきました_d0115628_20515995.jpg

 健康福祉課長が応対してくださって、助成制度の現状について説明をしてくれました。
 鳥羽市で行われている助成制度は、対象は障害2級以上の方で、身体障害者自動車ガソリン費補助、重度心身障害者タクシー料金助成の2本立てになっており、いずれも、通院にかかわらず、「障害者の社会活動を促進し、もって福祉の増進を図る」ことを目的とするものです。

①ガソリン費補助は、1リットルにつき55円、1か月50リットル
②タクシー料金補助は、乗車1回につき630円、年間36回分

 この制度を実施するにかかる費用は、 18年度実績で、
 ガソリン費補助は約86万円(うち透析患者分15名約38万円)、
 タクシー券助成は約70万円(うち透析患者分9名約6万円)
ということです。

 1日4~5時間、週3回の透析のために就労もままならぬ透析患者の実態を考えるとき、持続可能な助成制度として、尾鷲市としてもせめて鳥羽市なみの助成制度があってしかるべきだと思いました。
 3月定例会では是非とも陳情を採択して、執行部にたいして助成の実施を迫りたいと考えます。

by syunsukem1m | 2008-02-12 20:58 | 市政だより

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