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一般質問をしました   

 9月定例会で一般質問をしました。
 7月から8月にかけて3000世帯に対して要求アンケート調査をいたしました。152世帯から回答をいただきました。
 「生活が苦しくなった」という回答が70%を占めていました。9月8日に発表した政府内閣府の「国民生活に関する世論調査」も同じ結果を示していました。
 アンケートの中に挙げられていた4点について市長に要求致しました。

 (1)来年4月に新しく発足する「後期高齢者医療制度」について、広域連合議員として、この新しい医療制度が、高齢者いじめの制度とならぬように、そして、真に高齢者の命を守る医療制度とするために、広域連合議会で、次のことを実現するために頑張るように要求致しました。
 ①保険料は、高齢者の生活実態に即したものにすること。
 ②「資格証明書」は発行しないこと。
 ③低所得者のために、三重県高齢者医療広域連合独自の保険料の減免制度を考えること。

 (2)来年4月から自動的に値上げとなる、保育料の「徴収基準表」の改訂を見送るよう要求をしました。
 これまで、保育料の値上げは据え置かれてきましたが、国の徴収基準に対する市の徴収割合を、68%から70%程度に引き上げたいというのが市の考えでです。それによる歳入増額は約500万円程度ですが、そのぐらいの歳入増のために、少子化対策、子育て支援に逆行する
施策はとるべきではありません。

 (3)乳幼児医療費助成制度の適用を、現在の4才未満から、就学前まで拡大するよう要求いたしました。
 子どもの医療費助成制度は、乳幼児にとどまらず児童・生徒にまでその適用が拡大する趨勢になってきております。小学校3年生まで、小学校卒業まで等どんどん拡大してきています。
 尾鷲市だ、就学前までに拡大するために必要な予算は900万円です。一挙に児童までの適用拡大は無理にしても、せめて就学前までには拡大すべきです。

 (4)市の管理している公園の充実と維持・管理に力を入れるよう要求しました。
 土地の関係もあって、尾鷲市の公園は市民一人あたりの広さは4㎡と他市と比べて非常に少ないのです。その少ない公園、市民にとっては、子どもの命と心をはぐくみ、また、高齢者の憩いなお場所としての公園を充実してほしいという願いはみんな持っています。
 遊具の点検や、補修もしてほしいという若いお母さんの要求も届いています。
 尾鷲市は、「公園の遊具の充実、点検、管理を徹底するとともに、市民のニーズ把握や市民参加による公園づくりをすすめ、……」という5ヵ年行動計画を持っています。その行動計画実現を目指しての予算措置をすることが必要です。

by syunsukem1m | 2007-09-12 08:08 | 市政だより

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