カテゴリ:国政だより( 63 )   

後期医療 保険証取り上げ国が点検   

 後期高齢者医療制度では、特別な事情もなく保険料を一年間滞納した場合、保険証を取り上げ、資格証明書を発行することになっています。
 後期高齢者医療制度の導入以前は、75歳以上の高齢者は保険証取り上げの対象ではありませんでした。 同制度で後期高齢者を保険証取り上げの対象者としたことに強い批判が起き、国は、昨年、「高齢者医療の円滑な運営のための負担の軽減について」の中で、資格証明書の発行は「相当な収入があるにもかかわらず保険料を納めない悪質な者」に限るとの方針を示してきました。
 厚労省はこのほど、資格証明書を発行する場合には、あらかじめ国に報告を求める通知を書面を示して各都道府県の後期高齢者医療広域連合に出しました。今回の通知は、昨年来の方針をふまえて、機械的な判断で保険証を取り上げることのないよう厚労省がチェックする趣旨で出されたもので、世論と運動の反映と言えます。
 尾鷲市では12月の定例議会で、4月に後期高齢者医療制度が発足してから12月までに保険料の滞納者は15%にも上っていることが明らかにされました。この数は、全国平均8%の2倍に近い数です。この4月には制度発足1年が経過し、8月には1回目の更新が行われることになります。この更新に当たっては、資格証明書の発行に至らないようなきめ細かな対応で、後期高齢者が無保険にならないようにすることが求められます。
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by syunsukem1m | 2009-03-16 19:53 | 国政だより

保育制度の仕組みが変えられようとしています   

 保育制度の仕組みを根本から変え、「直接契約」方式を導入する制
度改革が行われようとしています。

 保育制度の改革の内容は
入所まで 現行制度 保育が必要なら、希望する保育所を選んで市町
              村に申し込み、必要度の高い順に市町村が入
              所先を決定
       厚労省案 市町村は保育の必要量を認定するだけ。親は
              自分で条件に合う保育所を探し、契約を結ぶ。
保育料は 現行制度 保育の利用時間にかかわらず、収入に応じた額
              を市町村に納入。滞納しても、追い出すことはし
              ない。
       厚労省案 保育サービスの対価として保育所に納入。滞納
              すれば、契約解除となる恐れ。
          待機児は 現行制度 ゼロになるよう保育所を整備する責任が自治体
              にある。       
       厚労省案 自治体の保育実施義務がなくなるので、掌握す
              らされなくなる恐れ。


 これは市町村が保育を住民に保障する仕組みから、保育サービスを
市場で買うための補助金を利用者に配る仕組みに転換するもので、そ
うなると、親は保育所を自分で探し、直接契約を結ばなければならなく
なります

 尾鷲市議会でも、昨年9月議会で、三重県保育協議会等からの請願
を受けて、保育制度は現行制度を維持し、「直接契約」を導入しないこ
となどを求める意見書を可決しています。

 厚労省は、24日に開く少子化対策特別部会で最終決定をしたい考
えです。

 保育を「福祉」ではなく「商売の対象」にしてしまうのか、いま正念場を
迎えています。
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by syunsukem1m | 2009-02-22 15:42 | 国政だより

年金天引き1周年   

 後期高齢者医療制度で、6回目となる保険料の年金天引きが今日強行されます。今回の天引きは、2,3月分で、昨年4月の制度発足から始まった保険料の天引きは一周年を迎えました。

 今日、保険料が天引きされるのは850万人。わずかな年金だけで生活している高齢者にとって、年金からの保険料の天引きは家計を直撃しており、生活費を確保するために必要な医療も受けられない受診抑制が生まれています。

 年金からの天引きへの国民の強い批判を受けて、4月からは、天引きされていたすべての人が、天引きか講座振り替えかを選べるように鳴ります。

 後期高齢者医療制度の発足に伴い、それまで保険証の取り上げ対象外だった75歳以上の高齢者も、滞納が一年以上続くと取り上げの対象となりました。

 天引き対象ではない月額1万5千円未満の年金受給者を中心に、すでに保険料滞納が増加。このままでは、多くの高齢者が事実上「無保険」状態になる危険があります。

 「病気になっても医者にかかれず、命と健康を脅かす事態」が生まれます。

 この後期高齢者医療制度は、中途半端な見直しではなく、キッパリと廃止すべきです。
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by syunsukem1m | 2009-02-13 10:02 | 国政だより

病気なら子どもに限らず短期保険証を発行   

  政府は20日、国民健康保険税が払えず保険証を取り上げられた世帯について、医療の必要が生じ、世帯主が市町村の窓口で医療機関への医療費の一時払いが困難だと申し出た場合は、短期保険証を発行する方針を閣議決定しました。
 小池 晃参院議員が8日に提出した質問趣意書に対する答弁書です。
 先の臨時国会では子どもの無保険状態を解消するための国保法改正案が全会一致で可決されました。それにともない、尾鷲市では市長は、12月定例会の一般質問に対してで先行して1月1日より保険証を発行するという答弁を行い、年明けに担当課に確認したところ全ての該当者に短期保険証が発行されていました。一安心です。
  しかし、大人は無保険のままで残されています。尾鷲市では滞納世帯801世帯のうち78世帯が保険証取り上げの世帯になっています。
 国保法では、世帯主に
「特別の事情」がある場合は保険証を取り上げる事は出来ない
としています。
 答弁書は、医療費の一時払いが困難である旨を申し出れば、
「保険税を納付することができない特別な事情に準ずる状況にある」
とし、短期保険証を交付できるとしています。
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by syunsukem1m | 2009-01-21 17:03 | 国政だより

政府 財政審が定額給付金にマッタ!   

 1月13日、自民・公明両党は総額2兆円の「定額給付金」を柱とする2008年度第2次補正予算と同関連法案を強行採決し、賛成多数で可決、参院に送付しました。
 この補正予算に盛り込まれている2兆円の定額給付金について、財政審から「2兆円の使途をもう一度考え直して欲しい」「(景気刺激に)ほとんど効果はないだろう」「このようなものが次々と出てきたら、国家財政はなりたたない」「経済の活性化になることに振り向ける事を考えてはどうか」等々、辛辣な意見が出ていると報道されています。
 財政審が閣議決定された予算案の内容に反対するのは過去にほとんど例がありません。
 財政審がこの2兆円の定額給付金の撤回を事実上求める意見を表明したことについて、中川財務相は「大変見識の深い方々の議論で重いものがある」としつつも、「給付金を含めた予算を一刻も早く成立させ、施行する考えは変わっていない」と強調するばかりです。
 財務相直属の諮問機関である財政審の意見を無視するようなことは、諮問機関そのものを否定するなにものでもありません。今からでも遅くはありません。定額給付金の撤回を求めるものです。
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by syunsukem1m | 2009-01-17 19:28 | 国政だより

参院で「雇用確保決議」を採択   

 7日、参院本会議で企業と政府にたいして、雇用の維持・確保に全力で取り組むことなどを求める「雇用と住居など国民生活の安定を確保する緊急決議」が、全会一致で採択されました。
 企業による解雇・「派遣切り」で、仕事と住まいを奪われ、「年越し派遣村」に集まった労働者をはじめとする国民世論が、国会と政治を動かした大きな一歩です。
 年末から年始にかけてずっと報道し続けられた「年越し派遣村」に集まってきている人たちの様子を、何も出来ないいらだちを持ちながら眺めていたのは私だけでは無かったと思います。役所も開かない年末年始、NPOや労働組合、ボランティアの力で「派遣村」が開かれ、マスコミも報道したからこそ、厚労省もやっと腰をあげたのでしょう。
 雇用確保決議については、4日に「年越し派遣村」で開かれた集会で、4野党が国会決議をあげることで合意し、野党は6日に決議案を衆参両院に共同提出していたものです。
 7日の参院議院運営委員会で、野党案に自民・公明両党が示した対案の内容を取り込み全会一致の採択となりました。

More決議全文はここから
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by syunsukem1m | 2009-01-08 17:33 | 国政だより

総選挙前に政党助成金を配分   

 総務省は20日、2008年度の政党助成金(総額3百19億4千百万円)の3回分として、総額79億8千5百万円を自民、民主、公明、社民、国民新、新党日本の6党に交付しました。
 日本共産党は、支持政党にかかわらず国民の税金を各党に配分する政党助成金が思想・信条の自由を侵すとして廃止を主張し、受け取っていません。

 各党への交付額は
・自民党……39億6千万円
・民主党……29億6千9百万円
・公明党……6億8千2百万円
・社民党……2億2千5百万円
・国民新党…9千5百万円
・新党日本…5千万円

 自民党は収入の6割、民主党は8割を政党助成金に依存し、事実上の「国営政党」「官営政党」となっています。

 政党助成金の原資は、国民一人あたり250円の税金です。解散・総選挙を前に6党は、何の苦労もなく〝選挙資金〟を新たに手にしたことになります。
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by syunsukem1m | 2008-10-21 12:46 | 国政だより

日本高齢者大会へ2600人   

  「長寿をよろこび、長寿をいかそう」

 第22回日本高齢者大会が新潟市で開かれました。全国から2600人が参加し、介護保険の見直しや後期高齢者医療制度の廃止を目指す運動などについて交流をおこないました。

 年金者組合牟婁支部からも2人の代表が参加しました。

 大会の基調報告では、「〝長寿をよろこび、長寿をいかす〟高齢期運動は、憲法をいかす道です」とのべ、後期高齢者医療制度の廃止や医療・社会保障制度拡充のたたかいを呼びかけています。
 大会は、9日の全体会議で、①後期高齢者医療制度廃止法案の可決、②安心して暮らし続けられる介護保険制度の確立、③年金引き上げの最低保障年金制度の実現の三つの決議を採択しました。
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by syunsukem1m | 2008-09-10 18:43 | 国政だより

深いところで地殻変動が起こりつつあるのかも   

 7日投票が行われた京都市議南区補選(定数1)で、日本共産党の候補が自民党の候補との事実上の一騎打ちのなか52.75%の得票で当選しました。
 京都はこれまでにも革新勢力の強いところという評価を受けてきてはいましたが、一人区で自民党の候補と闘って勝利するということはありませんでした。
 今回の選挙では候補者と日本共産党は、後期高齢者医療制度の廃止をめざして全力で頑張る決意や、国保料の引き下げ、子どもの医療費助成の拡充等の公約を訴えて、支持政党や思想信条の違いを超えて支持を広げた結果でしょう。
 今回の日本共産党の当選は、投票日直前に福田首相の政権投げだしで、自民党に対する国民の批判が集中する中での選挙ということも影響していることがあるでしょう。しかし、一人区の選挙で、日本共産党の候補が自民党の候補に圧勝するという状況が生まれることは、国民の自民党離れを象徴するような大きな地殻変動が起こりつつある事の証でもあるような気がします。
 総選挙は目前です。
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by syunsukem1m | 2008-09-09 22:25 | 国政だより

きょう3回目の天引きが行われました   

 きょう8月15日に振り込まれる年金(6,7月分)から、75歳以上の高齢者に保険料負担と差別医療を強いる後期高齢者医療制度の保険料(8,9月分)の天引きが強行されました。
 天引きされるのは、同制度の対象者(約1300万人)のうち800万人以上になります。
 天引きの対象は、月15000円以上の年金を受け取っている人です。

 政府・与党の制度「見直し」で、一定の条件のある人は口座振替で納められるようにはなりました。しかし、手続きに時間がかかり、口座振替を申請した人も今回は年金天引きとなりました。

 また、7月分までの保険料は2006年度の所得で保険料を算定していましたが、8月分からは07年度の所得で計算することになっているので、支払う保険料が変わる人もあります。

 過去2回の天引きでは、「わずかな年金から天引きはひどい」などの怒りが全国で噴出しました。戦争体験をし、戦後日本を復興させた世代から終戦記念日に、保険料天引きを行うことは皮肉なものです。

 さらに深い怒りを引き起こすことになるでしょう。
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by syunsukem1m | 2008-08-15 11:07 | 国政だより