後期医療 保険証取り上げ国が点検   

 後期高齢者医療制度では、特別な事情もなく保険料を一年間滞納した場合、保険証を取り上げ、資格証明書を発行することになっています。
 後期高齢者医療制度の導入以前は、75歳以上の高齢者は保険証取り上げの対象ではありませんでした。 同制度で後期高齢者を保険証取り上げの対象者としたことに強い批判が起き、国は、昨年、「高齢者医療の円滑な運営のための負担の軽減について」の中で、資格証明書の発行は「相当な収入があるにもかかわらず保険料を納めない悪質な者」に限るとの方針を示してきました。
 厚労省はこのほど、資格証明書を発行する場合には、あらかじめ国に報告を求める通知を書面を示して各都道府県の後期高齢者医療広域連合に出しました。今回の通知は、昨年来の方針をふまえて、機械的な判断で保険証を取り上げることのないよう厚労省がチェックする趣旨で出されたもので、世論と運動の反映と言えます。
 尾鷲市では12月の定例議会で、4月に後期高齢者医療制度が発足してから12月までに保険料の滞納者は15%にも上っていることが明らかにされました。この数は、全国平均8%の2倍に近い数です。この4月には制度発足1年が経過し、8月には1回目の更新が行われることになります。この更新に当たっては、資格証明書の発行に至らないようなきめ細かな対応で、後期高齢者が無保険にならないようにすることが求められます。
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by syunsukem1m | 2009-03-16 19:53 | 国政だより

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