後期高齢者医療制度 保険料天引きが増税を!   

 昨日、後期高齢者医療制度の保険料が「天引き」から「口座振替」を選択できるようにするための制令が公布・施行されたことを書きましたが、「天引き」によって税の負担が増える場合があることもわかりました。低年金の後期高齢者がいる世帯は要注意です。一方、「天引き」を中止して、「口座振替」を申請すれば負担軽減出来る場合があるということです。。

 「天引き」がなぜ増税につながるのか。

 例えば、国民健康保険に入っている自営業者の息子夫婦が、後期高齢者の両親を扶養している世帯の場合。
 今年3月までは、両親も国保だったので、世帯主の息子が家族4人分の国保料を負担していた。これは息子の所得から控除(社会保険料控除)できました。
 ところが、4月から両親が後期高齢者医療制度に移り、保険料がそれぞれの年金から天引きされるようになりました。
 すると、両親の保険料分は、実際には息子が負担していても、息子の所得から控除出来なくなります。天引きでは〝両親が保険料を負担した〟とみなされてしまうからです。
 息子の所得から両親の保険料分を控除できないと、課税される所得が多くなり、余計に税金を負担することになります。

 保険料の年金天引きをやめて口座振替にするには、市役所への申請が必要です。手続きには時間がかかります。天引きは2カ月ごとに行われます。10月から天引きをやめるには、8月上旬ごろまでに申請することが必要です。

 次から次へと問題がおきてくる制度。大本は75歳という年齢で、別々の医療保険制度に切り離したことにあります。
 これを解決するには、年金天引きの部分の見直しなどではなく、制度そのものを廃止することが必要です。
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by syunsukem1m | 2008-07-27 20:14 | 国政だより

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