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志位委員長、胡主席と会談   

 日本共産党の志位和夫委員長は7日、都内で中国共産党胡錦濤国家主席と会談しました。双方は日本共産党と中国共産党の新しい関係の強化について確認しました。
 志位委員長は、「この10年間、日中両国関係がどんな局面にあるときでも、日中両党関係が良好に発展してきたことが、両国関係の発展に寄与したと思います」と述べつつ、「今後の10年間を展望して、両党関係を発展させたい」として、三つの分野での交流・強化を提起しました。

 第1は、日中両国関係の発展に寄与すること。
「日中関係5原則」(※)を堅持し、「両党関係の発展が、両国関係の発展をより豊かにするうえで寄与となるよう力をつくしたい」

 第2は、世界とアジアの平和のための協力。
「北東アジアの平和体制の構築、地球規模での核兵器の廃絶、地球環境問題などで突っ込んだ意見交換と可能な協力をはかりたい」

 第3は、条件は異なるが、社会主義、共産主義を目指す政党としての協力。
「長期的な視野で両党の理論交流を発展させたい」

 これに対して胡主席は、「中国共産党は、双方が確認した原則に基づいて、日本共産党との新しい型の陶関係を発展させ、交流・協力を強化したい」と語りました。
(5月8日、しんぶん「赤旗」報道より)




「日中関係の5原則」
1、日本は、過去の侵略戦争について厳しく反省する。
2、日本は、国際関係の中で、「一つの中国」の立場を堅持する。
3、日本と中国は、互いに侵さず、平和共存の関係を守り抜く。
4、日本と中国は、どんな問題も、平和的な話し合いによって解決する。
5、日本と中国は、アジアと世界の平和のため協力し合う。

by syunsukem1m | 2008-05-08 13:11 | 国政だより

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