今日から「後期高齢者医療制度」が実施されました   

 今日から75歳以上の高齢者を囲い込む後期高齢者医療制度が始まりました。
 日本の医療保険は、若い人も高齢者も年齢にかかわりなく加入できる制度でした。しかし、今日からは75歳の誕生日を迎えたとたん国保や健保から追い出されて、後期高齢者医療制度に押し込められます。1300万人の高齢者が診療報酬を別立てにした制度の中で、保険がきく医療を制限されて行きます。

 いま、高齢者は、「お国のためにと一生懸命やってきて、高齢期を迎えた。口先だけでもご苦労さんと言ってほしいのに75歳を過ぎたらこれでは。」と悔しさをかみしめています。

 厚労省の担当官は、「医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者が自分の感覚で感じ取っていただくことにした」と明言しています。75歳以上の医療費を5兆円削減する計画を強行するため、高齢者に痛みを実感させようという非人間的なやり方です。

 「福祉のために」と導入・増税された消費税も20年目に入りました。実際には、福祉のために使われることがなく、大企業向けの減税や軍事費に回され、社会福祉は改悪に次ぐ改悪にさらされてきました。そして、今日高齢者医療の抜本改悪がスタートしたわけです。

 高齢者が、この国に生まれてよかったと思えないような政治に未来はありません。
 世界に例のない、このような高齢者の医療を別立てにして差別する医療制度は、一刻も早く中止・廃止すべきです。
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by syunsukem1m | 2008-04-01 09:42 | 国政だより

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