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生活文教常任委員会に学校の耐震整備計画を提示   

 26日(水)に生活文教常任委員会が開かれ、教育委員会より学校の耐震整備計画が示されました。

 学校施設は、児童生徒の学習・生活の場として、また豊かな人間性を育むための教育環境として重要な機能を持つものです。さらに、災害時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たすものです。
 こういった機能や役割を十分に果たすためには、既存学校施設の耐震補強や質的整備を図るための改修に係わる必要事業量を踏まえ、早急に適切な対応を図ることが求められるところです。
 そこで所管する学校施設全体の整備目標を設定し、計画的に実施することが肝要であり、特に耐震補強については、緊急性の高い建物から優先的に実施する必要があることから、整備計画を策定することにしたというものです。

 その整備計画によると、耐震診断に基づいて改築または補強の必要な尾鷲小学校、宮之上小学校、向井小学校、輪内中学校の4校の改築並びに補強を、来年度より平成28年度までの9年計画で完了させるとしています。
 また、校舎として現在使用していない尾鷲中学校の校舎の取り壊しは来年度としています。

 概算の総事業費は、35億5千万円と見込んでおります。

 具体的には
  20年度~22年度  尾鷲小学校の木造校舎の改築と補強      12億7千万円
  20年度         尾鷲中学校未使用校舎の解体              5千3百万円
  23年度~25年度  宮之上小学校の校舎改築と体育館の補強   13億1千2百万円
  23年度         向井小学校校舎の補強                  2千8百万円
  26年度~28年度  輪内中学校校舎の改築                8億8千7百万円

 本来なら、将来を担う子どもたちの安全を最優先にすることが課せられた課題でありv、このような学校耐震化事業は本計画のように長期にわたることなく、危険な学校については早急に整備実行することが望ましいところであるが、本市の財政状況ではやむおえない状況であるとしている。
 

by syunsukem1m | 2007-09-26 23:06 | 市政だより

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